『 最近の記事 』

大原三千院 『夢あふれる終の住処(すみか)』 vol.3

前回は、完成時には見えなくなる箇所、耐震構造部や断熱材についてお伝えしました。

今回はデザインに関わる表面的な造作についてご案内していきます。

 

京都の町家建築のシンボル的な造作

『花台』

丸い彫り込みを9個組み合わせた飾り板のデザイン。

このデザインを有する『花台』は当社施工のものになります!?

 

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同じく京都の町家建築に欠かせない造作

『木格子』

同じ家であっても、その場所ごとに少しづつサイズを変更して、より美しいバランスを心掛けています。

 

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外壁の化粧庇と付柱そして付梁。

外壁の大部分に耐震のための補強パネルを施工し、ほぼ全ての柱が見えなくなっています。

それを補うためのデザイン的造作です。

 

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ご主人様の書斎の造作テーブルと本棚です。

1.8m✕5.9mという細長いスペースの部屋。

既製のデスクでは納まりがしっくりこないので、大工造りでご提案しました。

 

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LDKの上部の天井は、撤去して吹き抜けの勾配天井を造作しました。

天窓から隣接する山の大木と空が望めます。

横に伸びる茶色の梁は、元からこの家に有った古いものです!

 

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さて、次回は建物の完成をご案内致します。

 

Bloged by  松山一磨 & 前田直子

下京区平岡町  昭和の古家を町家へリノベーション Vol.1

戦後建築のどちらかと言うと無計画に建てられた⁉ 古家。

町家風にリノベーションしたいという強いご希望です。

 

外観は・・・

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昭和40~50年代を想わせる姿。

 

これはこれで風情があるのです。

ただ、町家への道程はとても厳しい状況です ‼

 

 

1階内部は・・・

 

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2帖ほどの土間があり、奥はキッチンと階段。

とても窮屈な空間です。

 

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表の和室と中の間のリビング的な和室。

 

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キッチンから食事が出せるように対面式の戸棚が造作されています。

 

建築当時の施主様のご希望だったのでしょうね・・・!

 

床下・・・

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床下の空間高さが少なく、下地にあたる束と大引きの固定がされていません。

 

またダイレクトに地面とつながり、白蟻対策の配慮も欠けているように思われます。

 

床下の掃除が出来ていないことから、かなり慌てて工事を進められたことが想像されます。

 

昭和40~50年は、日本の高度経済成長の入り口にあたる時代。

このような建築がたくさんされた時代です。

 

次回、引き続き工事前の状況をお伝えします。

 

Bloged  by  松山一磨 & 曽根亜矢子

下京区荒神町 『蔵』の三層住宅へリノベーション vol.1

築年数の浅い3階建ての一般住宅ですが、お客様より「町家風にして欲しい。」というご要望を頂きました。

1階から3階まで総建ちのズドン!?とした建物です。

あれやこれやと検討して、三層建ちの『蔵』をイメージしたプランをご提案しました。

外観は・・・

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角地にある家です。

上手に『蔵』をイメージした建築ができたら、見ごたえのあるものになりそうです。

 

内装は・・・

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玄関ホールです。

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WC、洗面、浴室。

とても綺麗で、そのままでも十分お住まいになれる状態です。

 

1階居室。

 

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階段から2階LDK。

 

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まだまだ新しいこの現代のお住まいがどの様に変わるのでしょうか?

次回は工事中の姿をご紹介致します。

Bloged by 松山 一磨 & 前田直子

大原三千院 『 夢あふれる 終の住処 (ついのすみか) 』 vol.2

解体が終わり、内部造作を進めています。
北白川通りからわずか10分の所ですが、冬の大原は、雪も多く、気温もかなり低くなります。
施工可能な場所には、通常よりも性能の良い断熱材を設置しています。
天井の断熱
床の断熱
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耐震補強の耐力壁
通常は、耐火石膏ボードで壁面を造作しますが、
耐震補強のため、構造上の主要な場所は、構造用合板で張り固めています。
従来の在来工法では、1本または2本の筋交いで体力壁を造りますが、構造用合板による耐震補強は、その耐力が数段強くなります。
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床の下地造作
床は、ダイレクトにフローリングを施工せず、12mmの構造用合板で一旦下地を造作してからフローリングを施工します。
12mmの下地構造用合板と15mmのフローリング、合わせて27mmの厚みになります。
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引き続き、大原三千院 『夢あふれる 終の住処(ついのすみか)』
ご案内して参ります。
ご期待ください。

大原三千院 『 夢あふれる 終の住処 (ついのすみか) 』 vol.1

久方ぶりのブログ更新です!

『 夢 』と『 癒し 』と『 遊び心 』がいっぱい溢れる建築です。ぜひ皆様にご案内したく、パソコンの前に座っております。

現在、左京区大原で進行中の工事ですが、その様子を工事の進行に合わせて、順にご案内して参ります。

 

退職後に、ご夫婦お二人で住むための『 終の住処(ついのすみか) 』としてプラン作成のご依頼を頂きました。

初めてご要望をお聞きしてから着工まで、およそ8ケ月の期間を経て、昨年10月末に工事はスタートしました。

通りからのアプローチ

通りからのアプローチ

 

 

通りから建物までの敷石アプローチ!! です。

車を入れるために既存の塀を撤去してガレージを造成する計画です。

 

 

工事前1

工事前 2

工事前 3

 

 

複数回に渡る増改築で往時の姿が失われています。

 

 

玄関ホール

玄関ホール

 

 

3帖大の土間と6帖の畳のホール。

細かく建具で仕切られています。

 

 

LDK

LDK

 

 

真ん中の細い柱は、増築された名残・・・。

コーナーにキッチンが設置され、動線のとり難いスペースになっています。

 

 

2階西面窓

2階西面窓

 

 

東西南北の全ての窓から自然の景観を望ことが可能です。

上の写真は、西に面した窓からの景観。 大原の美しい山並が一望できます!

アルミバルコニーが無ければなおさら・・・です。

 

 

北側屋根

北側屋根

 

 

山裾にある為、思いの外、瓦の劣化が進んでいます。
おそらく10~15年程度前に施工されたと思われます。

 

以上、工事前のご案内でした。

 

引き続き、  大原三千院  『 夢あふれる  終の住処 (ついのすみか) 』

ご案内して参ります。

ご期待ください。

 

Blogged by 松山 一磨