『 最近の記事 』
新年明けましておめでとうございます。
旧年中のご愛顧を感謝いたしますとともに
本年の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
本年も謙虚な気持ちを忘れることなく、
「お客様に感動して頂く」
という弊社の社是(しゃぜ)が叶うよう
全員で日々の仕事を大切にしていきたいと祈念しております。
✤お知らせ
本年より、定休日を【土日祝】に変更いたしました。
ご予約いただければ、お打ち合わせ等は可能でございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2025年1月6日 4:05 PM |
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施主様から、素敵なお庭の写真と嬉しいメッセージを頂きました。
色づいた紅葉とともに、丁寧な暮らしを楽しんでいらっしゃることが伝わってきます。
吟優舎では、ご契約が済むと施主様とのグループLINEを作ります。LINEグループは竣工後も残し、どんな些細なことでもお客様がご相談できる体制を心がけています。ご相談だけでなく、このように季節のメッセージを送ってくださることもあり、私たちも大変楽しみに拝見しています。
後に、追加のお写真とメッセージもいただきました。
「この美しい紅葉をこれから毎年見ることが出来るのかと思うととても贅沢です
ツワブキの花の写真も撮ってみました
可愛らしい様子に優しい気持ちになりました
葉も生き生きしており これからの成長が楽しみです」
大切に住まわれている様子は、私たちの大きな励みになります。誠に有り難うございます。
blogged by 松山一磨 & 黒川京子
2024年12月19日 5:43 PM |
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お客様が、ご依頼の経緯や施工の感想をお書きくださいましたので、ご紹介いたします。
【京都市左京区上高野 遠矢様より】
リフォームの完成した新しい我が家の印象はまるで変わっていました。生き生きと明るい気に満ちて生まれ変わり、引越しへの不安が吹き飛び、新しい生活への夢と希望が胸一杯に広がりました。
この度は街中の錦小路通りの自宅から郊外の上高野の築40年の古家への引越しに当たり、リフォームを吟優舎さんにお願いしました。
感性があり良心的な京都市内の工務店さんをネット検索し何件かヒットしましたが、感性も素晴らしく、リフォーム項目のプライス表が珍しく明記してある吟優舎さんのHPにピンと来て連絡いたしました。
直ぐに社長自ら現場監督をして頂いたスタッフさんとお二人で現場に飛んで来られ、自己紹介が終わるや否や担当の不動産屋さんに許可を求められて、劣化の進んだ1階座敷の畳を上げられて床下へ潜り込まれ画像を撮り始められたのです。その迅速な行動と取り組みに感動を覚え、「やっぱり当たりだ!!」と胸を撫で下ろしました。
厳しい予算組の中、社長の「とてもいい家を選ばれているので大掛かりな変更やリノベよりもお手入れと修復、内装の一新で良くなりますよ」とアドヴァイスを頂き、外壁と各下地の修復と内装の一新で生まれ変わりました。
床下下地も納得ゆくまでやり直されて、内装の中心となる聚落(じゅらく)の塗り替え、クロス、天井、床材も調和の中に感性と遊び心がぴかりと光る愉しいチョイスでした。
2階座敷にピアノを上げるので、床補強の為8畳のうち2畳を板張りにして頂き、下地の部分の画像確認をさせて頂きました。従来の倍ほどの太さの下地材がまた倍ほどの本数で打たれていました。
劣化の進んだ1階座敷の下地も同じく修復して頂き、洗面風呂場からキッチンへの導線上も歩くと床が軋むので修復を何度か重ねて頂きました。
表門と玄関前の敷石と玄関横のガレージに高圧洗浄を掛けてもらい、塀も新しく塗装して頂き、とても美しくなり大満足です。
築40年ですからこれからも定期的なお手入れは必要だと思っています。愛情を込めてこの家と共に熟成していきたいと思っています。
これからも長いお付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます。
最後にどうしてもお伝えしたかったことを追記しておきます。
スタッフさんが全員素晴らしかったです。
タイムリーな連絡を頂き、女性スタッフの方々挨拶回りから現場にも足を運んで頂き、適切な助言をされていました。
我が家の現場監督さんは特に素晴らしく追加工事が終わったその後までガレージのセメントの修復を黙々とやってお帰りになりました。
心から感謝致しております、ありがとうございました。
吟優舎さんの事務所が素晴らしいです。
山際の建物は見事な和モダンとレトロな洋風山小屋風が溶け合う作りで、山側は壁一面の窓からの自然が打ち合わせを和ませてくれます。
社長は「遊んで作りました」と仰いましたが、これぞ最強のモデルルームだと感動しました。
遠矢様からのお声をご紹介しました。
大切なお家のリノベーションを任せてくださり、さらにはこのようなメッセージをくださいますこと、大変嬉しく、また大きな励みになります。
お客様に感動していただくことを目標に、今後も社員全員で日々の仕事を大切にしてまいります。 誠にありがとうございます。
blogged by 松山一磨 & 黒川京子
2024年12月16日 3:15 PM |
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日々変化する京都の街並みの中で、まだ昔ながらの京の面影を残す下京区六条。100年以上の歴史がある町家を、古き良きものを残しながらリノベーション。新たに生まれ変わった部分をご紹介していきます。
前回までのお話はこちら→
vol.1
vol.2
vol.3
「この町家を建てた当時の持ち主は、骨董商をしていたようです」
施主様のお言葉に「なるほど」と思わず頷いてしまうほど、素材や様式にこだわった美しい意匠が家中に見られる数寄屋造りの町家。
中でも、2階和室天井に取りつけられていた大きく美しい灯りは、目を奪う迫力がありました。
解体中に撮影した灯りです。
大きな球体のシェードに嵌められた真鍮の装飾が、レトロな印象を醸し出しています。真下で見ると圧巻であり、時代を経ても変わらない美しさを感じさせます。
解体中は2階の床が外されていたため1階からもよく見えましたが、やはり存在感があります。
ここまで立派なものは、現在では探してもなかなか見つからないもの。リノベーション後もこの灯りをぜひ生かしたいと考え、今回新たに作る1階ガレージの灯りとして再設定するプランをご提案しました。
こちらが、新しく作ったガレージに設置された様子です。
町家のファサードとよくマッチしているのではないでしょうか。外からも見えるため、まるでこの町家の新しいシンボルになったようです。
もう一度、工事中の2階へと戻ります。
立派で趣向を凝らした造りは、灯りだけではありません。
丸太と煤竹(すすたけ)を組み合わせた、独特の趣を放つ天井です。煤竹とは、元々は古民家の囲炉裏の煙で燻されて変色した竹のこと。茶褐色の色合いが魅力です。
勾配のある船底天井は、空間を広く見せるだけでなく落ち着いた雰囲気をもたらすのが特徴です。
状態もよく大変美しいため、埃払いと部分補修を加えてそのまま生かすことになりました。
新しくなった2階です。
床は断熱材を入れた上でアカシア材のフローリングに。壁のやわらかな桃茶色のクロスが、煤竹の船底天井とフローリングを優しく繋ぎます。
時を経たものには、新しいものにはない美しさがあります。古き良きものを残しながらセンスと技術で磨き込み、新しいものとの絶妙な調和を追求しながら個性に昇華させる。吟優舎の設計プランが目指しているところです。
blogged by 黒川京子
2024年11月29日 11:29 AM |
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100年以上の歴史を持つ、数寄屋造りの町家。古き良き意匠が数多く残る、立派な一軒です。
前回までのお話はこちら→
vol.1
vol.2
吟優舎では、よりご満足いただけるリノベーションを実現するため、施主様のライフスタイルや趣味などを加味した設計プランニングを行っています。
こちらの施主様が気にされていたのは、就寝時のいびき。
そこで、隣り合う2つの寝室を隔てる壁に、防音施工を行うご提案をしました。
寝室工事の状況です。
壁の黒っぽいシート状のものは遮音シートです。燃えにくいポリエチレン系発泡シートでできており、壁の中に設置することで音の伝わりを抑制する効果があります。話し声やテレビの音などが隣室に伝わりにくくなります。
また、防音扉を設置するための枠取り付け施工も行いました。
これらの施工は、あらかじめエアコンや家具の位置を決定してから慎重に行っています。後から壁や天井に穴を開けると、防音効果が低減するためです。
同じように、トイレ壁にも遮音シートを施工しています。
寝室全体の工事も進んでいます。
施主様が購入予定のベッド横には、高さがぴったりと合うサイドテーブルを造作しました。
既製品も検討しましたが、造作だとより最適な高さに設定でき、ベッドから調光などの操作がしやすくなります。
このように吟優舎では、全ての家具や家電を施主様に決定(場合によっては購入)して頂き、サイズや形状を確認。配置は弊社で検討し、図面に反映させていきます。
あらかじめ家具と配置を決めることで、ちょうどいい場所にスイッチやコンセントなどを設置でき、住み始めてからの満足度が高いリノベーションが可能になります。
吟優舎のこだわりの一つです。
blogged by 黒川京子
2024年11月22日 11:00 AM |
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