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建築こぼれ話 その1 「歌舞伎門(かぶきもん)ってなあに?」

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 建築こぼれ話 -その1-

   「歌舞伎門(かぶきもん)ってなあに?」

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今回のブログにでてきましたが、

そもそも歌舞伎門(かぶきもん)とは、どんな門でしょう?

なぜ歌舞伎なのか、起源を調べてみますと…、

 

昭和時代にできたお洒落な門の呼び方、でした。

歌舞伎の舞台で、役者が出てくるような立派なお屋敷の門に

なぞらえた言葉のようです。

 

古建築学には、同じ読みの『冠木門(かぶきもん)』があります。

冠木(かぶき)とは、2本の柱の上に1本の横木を渡し、柱を貫通

させた形をいいます。「井」の字の上半分と似ています。

かつては神社や武家屋敷の勝手口によく見られたそうで、

さらに上に屋根をとりつけることもありました。

それが明治時代ごろより習慣が変わり、屋根無しの場合のみを

指すようになったそうです。

 

古建築の学術的な「冠木門」

 

ですから学術的には、冠木の形では無く屋根瓦がのった

今回の門は、『数奇屋門(すきやもん)』といえますでしょうか。

お屋敷や茶室の主人が、お客様をお迎えするために自由に

趣向を凝らした門は、『数奇屋門』と呼ばれています。

 

門と塀だけなのに、奥が深く底が知れません。

 

構造にも、知恵と工夫があります。

強い風で、カサが飛ばされたことがありませんか?

屋根も、上向きの風を受けているそうです。

 

吹きとばされるカサ、とばされそうな門

 

そのため、昔から、門と塀を建てる際には、

屋根が飛ばないよう、各木部は慎重に加工して組み合わせられ、

倒れないよう、門と塀を「コ」の字に配置して踏ん張れるようにし、

土台が腐らないよう、土中には砂利を入れ、基礎の石を重ねて

水はけを良くしてから、門柱を立てていました。

 

約100年前の門が保たれているのは、それ以前に編み出された

このような知恵と工夫とがあったからなのです。

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。

Blogged by 小川 還

 

京都市左京区『杉皮塀のある町家』改修 VOL.1

【写真をクリックすると、大きく見やすくなります】

 

今回は出町柳、「杉皮塀のある町家」へご案内いたしましょう。

 

お客様の祖父母様の世代にご購入されたというお話でしたので、

築年は不詳ながら、おそらくは大正〜昭和初期ごろでしょうか。

 

しっくい壁に傷みは見られるものの、繊細な彫刻や美しい建具など、

すみずみまで洗練された上品な雰囲気です。

 

(before)杉皮塀のある町家 正面側

 

(before)来客用玄関の脇、梁に施された彫刻

 

(before)家族用の勝手口の格子扉

 

ところが、お隣りの家の解体が決まり、工事の際に、

片側の塀(へい)も無くなってしまいました。

そのため、新たに独立の塀の造作を希望されておりまして、

まず、ひどく傷んだ既存の門扉と塀を修復する運びと

なったのです。

 

(before)塀の片側を失った、修復前の歌舞伎門

 

(before)家までの通路と失われた塀の跡

 

(before)歌舞伎門の腐敗箇所

 

(before)歌舞伎門の腐敗の様子のアップ

 

 

「祖父母の代から続く杉皮張りの塀のたたずまいを

   活かした、この家にふさわしい塀を造りたい」

「通路に以前あった懐かしい照明器具を復活させたい」

 

それが、お施主様…この家を受け継ぐ若いご夫婦のご希望です。

 

保管されていた古い照明器具は、さびてはいるものの

和製アンティーク独特の美しさは失われていません。

シンプルながら、手づくりの曲線の優雅さに癒されそうです。

職人がさびを落とし、通路の幅にたりない部分には新しくあつらえた

アイアン細工の足を溶接、再生の準備を進めます。

 

(before)保管されていた、古い照明器具

 

(after)塗装され、修復が済んだ古い照明

 

 

この作業と同時進行で、設計担当者ら2名が、京都市内の

塀という塀を2日間見て歩き、修復プランを練り上げました。

杉皮塀の古き良き、美しいデザインとはいったい何なのか、

本質を探り、得た結論がこちらです。

 

設計したプランの、完成イメージ画

 

 

このたびのリフォームによって、

無くなっていた塀が新たに新設され、歌舞伎門の腐った箇所

は新材に差し替えられ、通用口建具はもともと使われていた

扉を利用して修復・補強されました。

 

コンクリートブロックで新設された塀

 

ブロックの間にモルタルを詰め、鉄筋を固定しています

 

修復前の歌舞伎門と化粧前のブロック塀

 

歌舞伎門の屋根周りの修復箇所のアップ

 

歌舞伎門の部材。腐った部分を切り取ったところ

 

新材に差し替えられた修復後の歌舞伎門。塀と門はつなげられ、上から見て、コの字形に配置されます

 

 

リフォーム後の姿をご確認ください!

 

門の格子扉は、磨かれ、戸車で動きが軽くスムーズになりました。

 

(after)修復された格子扉を開いたところ。左側には格子の背後に閉じて視界を遮るための木戸が見えています。

 

傷みかけていた木製敷居は、モルタル+小石の洗い出しに

変わり、水や虫にも負けません。

 

(after)修復された敷居。モルタルと小石を混ぜて型枠に詰め、完全に固まる前に、表面に水を流して小石を洗い出します

 

総仕上げは、門扉と塀全体に塗られた防腐剤入りの浸透性塗料です。

日ざしや風雨に長年さらされ、乾燥していたせいでしょうか?

塗料製造元に指定されている必要量の2倍の量、

なんと2リットルもの吸い込みがありました。

 

(after)修復された格子扉と塀を道路側から見たところ

 

(after)修復された格子扉のアップ

 

(after)修復された杉皮塀のアップ

 

新設した塀は、日影側にあるため水はけを考えて杉皮が短めにされ、

足元には石(京都の山石)を敷きつめた溝が掘られました。

山石の下は地面なので樹木や花を自由に植えることができますし、

白いしっくい壁と杉皮の渋く暗い色彩の対比により明暗が生まれます。

単なる通路としてではなく庭としてご覧いただくための演出です。

デザイン性を高めるため、杉皮としっくい部分の幅のバランスに

最後までこだわりました。

塀のてっぺんには、設計者が意地で探し出した、通常のルートでは

販売されていない珍しいスタイルとサイズの瓦が使われています。

 

(after)新設した塀の足元は、石を敷きつめた溝

 

(after)もともとあった石畳の通路と、新設した山石を敷きつめた溝

 

(after)塀のてっぺんの屋根瓦。杉皮が主役なので、瓦のデザインは控えめに、シンプルで美しいものが選ばれました

 

水道栓はこの溝の脇に移設され、小さなお子様も気軽に足を

洗えますし、真夏は通路に打ち水をすれば涼しくなります。

蛇口は、レトロ感に合うデザインを選んだものです。

 

(after)新設された水道蛇口

 

 

こうして、門扉と杉皮の塀が完成いたしました。

門扉を開けば、昼は青空に浮かんだ照明のアーチが、

夜は、照明のやわらかな光が出迎えてくれることでしょう。

 

(after)夕暮れに照明をつけて、門ごしに見た塀と通路

 

(after)通路に復活した、懐かしい照明の灯り

f

(after)新しい塀にある足元照明の光は、通路の照明光と一体化し、石やしっくいをやわらかく輝かせます

 

(after)日没後、門から玄関へと歩き、道路側をふりかえったところ

 

おつきあいいただき、ありがとうございました。

 

…次回は、家のリフォームについてお届けいたします。

設計担当者が奮闘しております、ご期待ください。

 

Blogged by 小川 還

 

 

 

京都市南区『子供を育てやすい町家』改修VOL.4 完成です!!

京都市南区『子供を育てやすい町家』の完成編です。

私たちが昨年施工させていただいた建築の中で代表的なものだったと思います。 この建築のプランナーを務めた新造は、一度に複数の建築の担当をしません。 『 1棟入魂 』 が彼女の信条です。 現場に通う頻度も高く、その拘(こだわ)りは、最後の最後まで続きます。 共に働く私ですら、その姿勢には敬服の念を感じています。

今回のこの建築は、今から子育てをされるまだお若いご夫妻の新居として、プランさせていただきました。 引渡しに際して、その施主様ご夫妻が夕方暗くなろうとする中で、いつまでもその外観を眺め続けていらした姿に、胸が熱くなりました。 建築をしていて、一番嬉しい瞬間です。

『 良いものを造りたい 』 『 美しいものを造りたい 』 『 可愛いと喜んでもらえるものを造りたい 』 と常に思っています。

プロでなくても、とてもセンスが良く、素晴らしいご提案をしてくださる施主様がいらっしゃることは、事実です。 ただ  『  こんな家を造りたい 』  という思いを実際に形にしていくことは、容易なことではありません。 細かいバランスやディーテイル(細かいデザインや納め方)を考慮しながら、トータルに考えて建築を進めることは、たいへん難しく、お客様にその一つ一つを聞いて、施工してしまうと、『 お客様のイメージされていた欲しい形 』 とは、『 違う物 』 ができてしまうことの方が一般的だと思います。 だからこそ建築の専門家としての私たちの存在価値が有るのだと信じています。

時間をかけて施主様の 『 欲しい形 』 をヒヤリング(じっくりとお客様のお話を聞くこと)を通して理解していきます。 そしてそのイメージをできる限り正確に捉(とら)えて、私たちのアイデアやデザインをプラスした形でプランニングを制作します。

2つのプランを提出することはありません。 『 最善を尽くした1プラン 』 をご提案しています。

施主様の言われるがままをプランするという設計士がいますが、私たちは敢(あ)えて、イメージのみを聞いた上で、細かい部分までご提案しています。 そこにはある意味、逃げ場のないリスクが存在します。  それでも、そうでなければ  『良い物 』 はできないと考えています。

この 『 子供を育てやすい町家 』 をご発注してくださいました施主様は、初めにご提出したプラン通りの内容で、ほぼそのまま建築をさせてくださいました。 だからこそ、私もプランナーもなおさらに、最後の最後までこの家に 『 一棟入魂 』 で臨めたのかもしれません。

ここまで信頼してくださった施主様には、感謝の念でいっぱいです。 このことは、一生涯忘れられないことだと思っております。

以下は、今の私達の精一杯の建築です。

勿論、これからなおいっそう精進して、さらに良い建築を志し続けます。  末永いご贔屓のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

Blogged by 松山 一磨(いつま)

 

左から玄関、自転車スペース、子供たちのフリースペース。 大きく見えますが間口は5mです。

 

手前は子供たちのフリースペースです。 ここからも出入りできます。 汚れた手足を表のモザイク造りの洗い場で綺麗にしてから室内へ・・・

 

もともとこの建物に有ったメタル製の花台です。 とてもお洒落な形をしています。 錆を落とし、不要な部分は撤去し、さらに溶接補強して生まれ変わりました!! 次の30年、また頑張ってください。

 

竪の格子で揃えたデザインです。 それぞれの格子のサイズを変えることでバランスに変化がついています。 この『バランスの変化』がある意味『美しさ』でもあると感じています。

 

玄関の片引き戸を空けた状態です。 表側の土間のデザインをそのまま玄関内部まで連続させています。

 

玄関網戸も木製で製作しました。 ネットはステンレスで耐久性をアップさせる仕様にしています。

 

一見お茶室風の3帖間。 子供たちの憩いの場。 ちょっとした来客時など、奥のリビングでなくここでお話することも可能です。

 

玄関収納はオーダー製のものを誂(あつら)えました。 飾り台は銀杏(いちょう)の無垢材。 表の路(みち)から格子のFIXを通して、飾ったお花がさり気無く見える設計になっています。

 

施主様拘(こだわ)りの玄関収納内部。 何を置くかを決めた上での設計と施工です。 電動自転車のバッテリー充電用のコンセントも設置してあります。

 

玄関廊下。 このフローリングは、フランス製チョウナ加工の無垢材です。 左はLDK入口。 昭和初期製作のアンティーク建具です。 ガラスを装着し、塗装をして再登板!! 正面のお部屋は子供のフリースペースの玄関からの様子です。 一見お茶室っぽい感じではありませんか?

 

お茶室をイメージした子供たちのためのフリースペース。 天井は格(ごう)天井にして、色の違う和紙調のクロスを市松仕様で施工。 床面は畳ですが、和紙をコーティングした色褪(あ)せしない、汚れの拭き取りやすい素材です。

 

玄関廊下からリビングを臨んだ様子。 右側は2階への階段室扉。 左はキッチンですが、来客者からキッチンが丸見えにならないように格子のパーテーションをつけました。 また幼児が自由にキッチンに入れないように鍵つきの格子扉を設置しています。

 

リビング内部から見た入口付近の様子。 アンティーク建具が町家の雰囲気を醸し出してくれます。 床は松の無垢フローリング。 塗装は柿渋+ベンガラの日本古来からの天然素材です。

 

LDKの一番奥、増築して天井を高くしたもっとも寛(くつろ)げるスペースに家族が憩(いこ)うリビングゾーンを配置しました。 その真上には大型の天窓が有ります。

 

東西に窓の無い町家。 天窓は明かりを取り入れる最強のパーツです。 天井は構造材を出してナチュラルな雰囲気を演出してみました。

 

奥様のご希望でキッチンは家族の顔が見える対面キッチンに。 風通しを考えて窓を多めに設置しています。 これも東西面に窓が無いことへの対策です。

 

モザイクタイル造りのキッチンカウンター。 LDKの中心に位置する、この町家の新たな顔の一つとして、製作しました。

 

レトロ感満点のモザイクタイル。 『 古いが新しい 』 という言葉がぴったりなモザイクタイル。 弊社お勧め素材の優等生です。

 

弊社では、取り壊された町家から回収された江戸時代~昭和初期製作のアンティーク建具を好んで再利用しています。 新品では決して表現できない味わい深さがあります。 これもまた弊社お勧め素材の優等生です。

 

 

 

京都市南区『子供を育てやすい町家』改修 VOL.3

京都市南区『子供を育てやすい町家』、11月20日に無事に完成引き渡しをさせて頂きました。

最後までご信頼頂き、温かく見守ってくださった施主様と路地奥にある難しい工事を辛抱強く続けてくれた業者並びに関係者の皆様に心からお礼申し上げます。

誠に有り難うございました。

前回解体模様までご紹介していますが、順に追ってその工事の様子をご紹介させて頂きます。

工事中盤以降は、隔週程度で施主様とご一緒に現場見学を行いました。できるだけ壁面内に隠れる部分をご自分の眼で確認して頂きたいという思いがあります。完成した家を購入する場合と違い、とりわけ私たちが行うリフォーム工事は、古ければ古いほど、構造体の補強がとても重要な要素になってきます。どこまでその補強を行うかは、完成後の大きな地震や台風などのもしもの際に命に関わる最重要課題です。 しかしながら、完成した家ではその正確な内容は、把握できません。その意味でも、工事途中の状態確認を施主様とご一緒に行い、ご説明するようにしています。

以下の写真はその構造部分の状況です。 リフォーム工事の補強としては、なかなか見れない施工部分かもしてません。

 

既存の梁補強。その横に新たに梁を入れてその両方をボルトで結合します。また2階の床下地は、24mmの構造用合板でその構造材(梁・ささら)を固定しています。いわゆる剛床と言われものです。

 

既存梁の下部からの補強です。その位置や状態、また間取りに合わせて、補強の方法を選択しています。先の写真同様にボルトで頑強に2本の梁を接合しています。この接合こそ補強の要(かなめ)なのです。この接合をビス留めで終わらせている施工を見ることが稀にありますが、手抜きとまでは言わないにせよ、弊社では有り得ない施工方法です。

 

以上2つの補強工事を大きく見た映像です。既存の構造材と新たな補強材がボルトで短いピッチで接合さてれいることが分かって頂けると思います。また構造用金物で主要な全てのコーナー接合部を結合しています。

 

側面からの梁補強と下部からの構造用金物による補強。

 

側面からの梁補強と側面からの構造用金物補強。位置や状況から多種多様な補強金物、補強方法が存在します。

 

既存の柱と新たな梁を繋ぐ構造用金物。 このような構造用金物は、頑強に2本の構造材を結合してくれます。

 

柱・梁補強とその二つを結合する構造用金物。さらに側面から構造用合板でもその二つを固めて補強しています。ここは、建物のコーナーにあたる、とても重要な部分です。

梁から張り下げられた構造用合板。間取りの関係上、下に柱を立てられない箇所のため、梁+構造用合板の垂れ壁を造作して補強している状況です。

 

ほぼ全ての柱を撤去して新たに間取りを造り直す工事です。構造補強に合わせて、着々と新たな柱が立ち、お客様のための新たな間取りが姿を現してきました。

 

京都の町家の特長の一つなのですが、この建物も両サイドに窓がありません。それを解消する最良の方法が天窓です!!ちょうどご家族が集われるリビングゾーン上部に大きな天窓を設置しました。またデザイン的に垂木(屋根の下地材木)を見せる施工を施しています。

 

狭い路地にいっぱいに建っている建物。既存の外壁手摺を再利用しようと残したものの撤去後の置き場に困り、大工さん『手摺宙吊りの刑』を考案!?工事終盤までこの状態で我慢してくれた手摺?!最終この手摺がどうなるのかお楽しみに!!

 

この工事では、中心になり木工事を取り仕切った田中賢次。大工歴40年のベテランです。この工事から新たな木工事(大工工事)スタッフとして弊社に加わった新人?!です。

 

Blogged by  松山 一磨(いつま)

 

 

 

 

草屋根と緑(グリーン)カーテン

私が以前お世話になっていた(勤めていた)会社、日本都市開発さんへ訪問した時の写真です。窓には緑(グリーン)カーテンが!
そして上を見ると、屋根には、なんと芝生が生(は)えています!!

この屋根の芝生は、草屋根というそうです。
以前に雑誌で目にしたことがあり、
良いな〜
面白いな〜
と思っていましたが、ここで見られるとは…(^_^;)

このグリーンカーテンは、ゴウヤと提灯(ちょうちん)かずらです。
また、提灯(ちょうちん)かずらの種を見せてもらったのですが、種の表面にハート♡マークがあるではありませんか‼(^-^)

本当にECOな会社!
日本都市開発さんです。

不動産を業にされています。
信頼できる 不動産会社です。 私自身、お客様から不動産のご相談を受けると迷わずこの会社を紹介しています。

草屋根とグリーンカーテンを会社の建物に作ってしまう不動産屋さんは、京都広しと言えども、おそらくこの一軒だけでしょうね⁈

興味があり、実物を見てみたい方

平安神宮近く、仁王門通(三条通の一本北の通り)と東大路通の交差点の南東角へ行かれると、この日本都市開発さんがあります(^-^)/

また、弊社ホームページのピックアップ施工例にて、この建物の弊社施工のビフォー&アフターがご覧いただけます!!
合わせて、ご覧いただければ、幸いですm(_ _)m

 

緑が映えて何とも言えずいい感じですね!!またこの建物にとてもマッチしています。

 

屋根はガルバリュームです。その上に草屋根を施工しています。これから芝が枯れていくので、クローバーの種を蒔かれたとのこと。

 

右側がゴーヤ、左側が提灯(ちょうちん)かずらです。

 

グリーンカーテンがインテリアとしてとても涼しげで和みの雰囲気を演出しています!!

 

提灯(ちょうちん)かずらの提灯(実)?!です。

 

皆さんよくご存じのゴーヤです!!

 

提灯(ちょうちん)かずらの種。 ハート♡のマークが表面にあります!!

 

勾配の緩い屋根の場合、屋根の上でガーデニングが可能だそうです!!

 

Blogged by  松山 一磨(いつま)