『 最近の記事 』

立春すぎて・・・看板上がる

 

吟優舎3つ目の看板。

さて、看板製作といえばこの方。

植村さんです。

 

 

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風雪20年にも色褪せしない、頑丈かつ美しい仕上がりです。

素材は錆びない厚手のアルミ。

彩色はウレタン塗料による手描きに、艶消しのアクリルウレタンコーティングで仕上げています。

年明けから丹念に塗りを重ねて、ようやく完成です。

 

 

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アクセントになるアイアンの取付金物の位置も慎重に決めていきます。

スタッフもワクワクしながら見つめます。

 

 

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通称「南事務所」にようやく【吟優舎】の看板が上がりました。

 

 

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今日は一足早い春が訪れたような気分でした。

 

blogged by 曽根亜矢子

下京区荒神町 『蔵』の三層住宅へリノベーション vol.3

今日は工事中の内部の姿をお届けします。

 

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作り付け洗面台と洗濯機台の下地造作です。

 

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玄関ホールの町家デザイン造作。

町家ならば本来あるはずの「梁」や「柱」を一つ一つ吟味しながら施工していきます。

 

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町家風の手摺

当社には2種類の手摺があります。

・ガッチリした重厚感のあるもの

・八角形の繊細なもの

どちらも無垢材・大工造りのオリジナルです。

 

この建物は『蔵』をイメージしていますので、前者を採用しました。

 

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元々有ったシステムキッチンからのリフォームでプランしていますが、キッチン周りの建材の板は排除して「杉の無垢材」に取替えました。

 

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大工の作業場

当社はほとんどの部材を現場あるいは会社の作業場で造っています。

建材(建材メーカー製作の既製品)を使用する一般的な工務店の工期に比べ、当社の工期が2倍以上必要となる理由でもあります。

 

次回は更に進んだ工事をご案内致します。

 

Blogged by 松山 一磨 & 前田直子

下京区荒神町 『蔵』の三層住宅へリノベーション vol.2

『蔵』の三層住宅リノベーションの続報です。

今日は工事中の姿をお届けします。

『格子』・・・町家建築で最も特徴的な造作部材です。

〔外観〕

 

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〔内観〕

 

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一軒の建物に複数のスタイルの格子をプランしています。

格子全体のサイズや取付ける位置によって、桟木の太さやピッチのバランスを変えていきます。

日本の『美』は西洋の建築デザインのようにシンメトリーではなく、高低や遠近、大小や強弱というリズムを持っています。

四季により変化する『自然』をモチーフにしていることが、伝統的な『日本の美』『日本のデザイン』の根本にあるように思います。

 

次回は内部をご案内させて頂きます。

 

Blogged by 松山 一磨 & 前田直子

大原三千院『夢あふれる終の住処(ついのすみか)』vol.4 完成編

『夢あふれる終の住処』の完成をご案内します。

 

着工から造園まで、1年以上の期間に及んだ大規模リノベーション。

途中いくつもの問題にぶつかりながらも、お客様の温かいご協力のもと、ついに完成することができました。

 

【 外観 】

 

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【 玄関ホール 】

 

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【 LDK 】

 

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【 主寝室 】

 

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【 書斎 】

 

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この工事は、弊社としても沢山チャレンジのあるものでした。

そのチャレンジを乗り越えてこの完成へ到達できたのは、ひとえに終始温かくまた忍耐を持って接し続けて下さったお客様のお蔭に外なりません。

最後になりましたが、心より深くお礼申し上げます。

誠に有難う御座います。

 

引き続き末永い御贔屓の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

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Brogged by 松山一磨 & 前田直子

大原三千院 『夢あふれる終の住処(すみか)』 vol.3

前回は、完成時には見えなくなる箇所、耐震構造部や断熱材についてお伝えしました。

今回はデザインに関わる表面的な造作についてご案内していきます。

 

京都の町家建築のシンボル的な造作

『花台』

丸い彫り込みを9個組み合わせた飾り板のデザイン。

このデザインを有する『花台』は当社施工のものになります!?

 

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同じく京都の町家建築に欠かせない造作

『木格子』

同じ家であっても、その場所ごとに少しづつサイズを変更して、より美しいバランスを心掛けています。

 

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外壁の化粧庇と付柱そして付梁。

外壁の大部分に耐震のための補強パネルを施工し、ほぼ全ての柱が見えなくなっています。

それを補うためのデザイン的造作です。

 

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ご主人様の書斎の造作テーブルと本棚です。

1.8m✕5.9mという細長いスペースの部屋。

既製のデスクでは納まりがしっくりこないので、大工造りでご提案しました。

 

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LDKの上部の天井は、撤去して吹き抜けの勾配天井を造作しました。

天窓から隣接する山の大木と空が望めます。

横に伸びる茶色の梁は、元からこの家に有った古いものです!

 

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さて、次回は建物の完成をご案内致します。

 

Blogged by  松山一磨 & 前田直子