『 最近の記事 』
若き物理学者と、とてもキュートな奥様からのご依頼で、この工事はスタートしました。
海外で出会い、イギリスの大学で共に学んで、これから京都で新婚生活をスタートされるお二人。
お二人から沢山の夢と御希望をお聞きしてプランを作成しました。
令和2年2月26日、解体から工事はスタートしました。
工事前の状況です。

路地奥に佇む町家の様子。




壁はプリント合板でリフォームされています。
『これ好きでない・・・』と、ご主人様。

高い吹抜けと太い梁、また、“おくどさん”の煙で黒くなった土壁が往時の姿を留めています。
古いけれども時代を感じさせてくれる美しい部分だと思います。
vol.2へ続く・・・。
blogged by 松山一磨 & 人見裕之
2020年2月29日 1:39 PM |
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引き続き、『長岡京 昭和住宅 町家改造計画』の続報です。

2F寝室の天井を撤去すると大きな丸太梁が現れました。
天井を吹き抜けにして、この梁を生かしたいと思います。

外壁に面した全ての壁に断熱材を隙間無く設置します。

1Fの全床下にも断熱材を敷き込みます。


柱と筋交い、柱と梁の接合部に金物を取付け、耐震補強を施していきます。

リビング階段をリビングの中心に配置するために柱を移動。
それに伴い、梁補強をしました。

リビングの中央に造った新たな階段です。
デザインの為に、下の三段が側面より見えるように設計しています。
※完成をお楽しみに!
着々と町家への改造計画⁉は進んでいきます。
次回へと続きます。
blogged by 松山一磨 & 人見裕之
2020年2月22日 6:20 PM |
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引き続き、解体の様子をお伝えします。

階段を解体撤去しました。

足場を掛け、ネットを張って、屋外解体に着手します。


三角形の下屋 ( 1階の屋根 ) を解体すると、シャッターが現れました。
推測ですが、おそらくこの家は、以前店舗として使用されていて、
そこから住宅へリノベーションされたように思われます。
そうすると前回お伝えした鉄骨梁も理解しやすくなってきます。
店舗の広い間口を造るための鉄骨梁と、
その間口を閉じるための間口いっぱいのシャッターです。
リノベーションで解体すると、通常は目にふれることのない姿が現れ、
その家の成り立ちや経緯、歴史に出会うことがよくあります。
それは、これから始まる建築工事のやり方 ( 施工方法 ) を吟味すると
いうことに直結することでもあります。
blogged by 松山一磨 & 北野千鶴
2018年5月4日 2:17 PM |
カテゴリー:( 1. お知らせ ) |
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リノベーションは、解体工事よりスタートです。




屋内の壁、天井、床と工事箇所を順に解体していきます。
リノベーションの解体は、撤去する所としない所が微妙な状況で存在していますので、
重機を使った解体ができません。
時間をかけ、吟味しながら全て手作業で進めていきます。


1階の天井の中から、鉄骨梁が現れました!
少し広めのスパン ( 空間 ) のある和室の上部です。


外壁内に断熱材が施工されていません。

床下の断熱材も有りません。
この年代に建築された家では、
床下断熱材はほとんど施工されていませんでしたが、
外壁内の断熱は一般的になりつつあった時期だと思います。
次回、引き続き解体の様子をお伝えします。
blogged by 松山一磨 & 北野千鶴
2018年4月23日 6:17 PM |
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いよいよ『蔵』の三層住宅の完成です!!




全ての格子に、雨水が直接かからないように庇屋根を取り付けています。
雨が直接かかってしまう格子に比べ、2~3倍以上に耐久性が向上します。
万が一、20~30年後に三階や二階の格子桟が腐食して落下した際は、
大惨事となる可能性があります。


造り付け洗面台

古いシステムバスからのリフォームです。
壁・床は、ダイノックシートを貼り、水栓・ミラーは、取替えています。


既製のクローゼットに個性的なクロスを貼り、アイアン取手を施工。




既存のキッチンをリフォームしました。

格(ごう)天井は市松張りに仕上げ、変化のあるデザインにまとめました。
いろいろな素材を使い、既存の建材を活かしたリフォームが可能です。
また私たちは、より安全により永く住める家造りを大切にしています。
Blogged by 松山一磨 & 金井章代
2018年4月17日 1:02 PM |
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