『 最近の記事 』
築年数の浅い3階建ての一般住宅ですが、お客様より「町家風にして欲しい。」というご要望を頂きました。
1階から3階まで総建ちのズドン!?とした建物です。
あれやこれやと検討して、三層建ちの『蔵』をイメージしたプランをご提案しました。
外観は・・・




角地にある家です。
上手に『蔵』をイメージした建築ができたら、見ごたえのあるものになりそうです。
内装は・・・


玄関ホールです。




WC、洗面、浴室。
とても綺麗で、そのままでも十分お住まいになれる状態です。
1階居室。


階段から2階LDK。




まだまだ新しいこの現代のお住まいがどの様に変わるのでしょうか?
次回は工事中の姿をご紹介致します。
Blogged by 松山 一磨 & 前田直子
2017年9月30日 2:50 PM |
カテゴリー:『蔵』vol.1 |
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解体が終わり、内部造作を進めています。
北白川通りからわずか10分の所ですが、冬の大原は、雪も多く、気温もかなり低くなります。
施工可能な場所には、通常よりも性能の良い断熱材を設置しています。
天井の断熱
床の断熱
耐震補強の耐力壁
通常は、耐火石膏ボードで壁面を造作しますが、
耐震補強のため、構造上の主要な場所は、構造用合板で張り固めています。
従来の在来工法では、1本または2本の筋交いで体力壁を造りますが、構造用合板による耐震補強は、その耐力が数段強くなります。
床の下地造作
床は、ダイレクトにフローリングを施工せず、12mmの構造用合板で一旦下地を造作してからフローリングを施工します。
12mmの下地構造用合板と15mmのフローリング、合わせて27mmの厚みになります。
引き続き、大原三千院 『夢あふれる 終の住処(ついのすみか)』
ご案内して参ります。
ご期待ください。
2016年7月21日 5:29 PM |
カテゴリー:B◎ 古民家, Ba. 和風, 大原三千院 終の住処 vol.2 |
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久方ぶりのブログ更新です!
『 夢 』と『 癒し 』と『 遊び心 』がいっぱい溢れる建築です。ぜひ皆様にご案内したく、パソコンの前に座っております。
現在、左京区大原で進行中の工事ですが、その様子を工事の進行に合わせて、順にご案内して参ります。
退職後に、ご夫婦お二人で住むための『 終の住処(ついのすみか) 』としてプラン作成のご依頼を頂きました。
初めてご要望をお聞きしてから着工まで、およそ8ケ月の期間を経て、昨年10月末に工事はスタートしました。

通りからのアプローチ
通りから建物までの敷石アプローチ!! です。
車を入れるために既存の塀を撤去してガレージを造成する計画です。



複数回に渡る増改築で往時の姿が失われています。

玄関ホール
3帖大の土間と6帖の畳のホール。
細かく建具で仕切られています。

LDK
真ん中の細い柱は、増築された名残・・・。
コーナーにキッチンが設置され、動線のとり難いスペースになっています。

2階西面窓
東西南北の全ての窓から自然の景観を望ことが可能です。
上の写真は、西に面した窓からの景観。 大原の美しい山並が一望できます!
アルミバルコニーが無ければなおさら・・・です。

北側屋根
山裾にある為、思いの外、瓦の劣化が進んでいます。
おそらく10~15年程度前に施工されたと思われます。
以上、工事前のご案内でした。
引き続き、 大原三千院 『 夢あふれる 終の住処 (ついのすみか) 』
ご案内して参ります。
ご期待ください。
Blogged by 松山 一磨
2016年3月6日 11:42 AM |
カテゴリー:B◎ 古民家, Ba. 和風, 大原三千院 終の住処 vol.1 |
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【※写真をクリックすると、拡大されます。】
少し前の話題です。
道の途中で見た、桜の花をどうぞ。

(4月)桜花と川辺
2015年の桜花期は、お花見日和を逃しそうな雨天が続きまして。

(4月)桜木
貴重な晴天日、桜の下に大勢の方が足を止め、
カメラを向けておられました。

(4月)桜花アップ
いい天気です!

(4月)桜の幹
まるで墨絵のよう。

(4月)花びらと鴨
水面(みなも)の花びらを追いかける?鴨の姿も。

(4月)鴨
春の夕暮れは早く、残照に包まれていきます。

(4月)桜
心なごむ、穏やかなひとときでした!
皆様は、どんな春を過ごされたでしょうか?
おつきあいいただき、ありがとうございました。
Blogged by 小川 還
2015年5月13日 3:35 PM |
カテゴリー:2015年5月11日 |
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【写真をクリックすると、大きく見やすくなります】
路地奥の古民家(VOL.1とVOL.2)の続編【完成編】です。

(工事中)小箱の中身は、番号をつけたタイル4枚組です。前回はモルタル表面が乾く前に順番に埋め込む様子を報告しました。
では、前回の飾り土間工事の現場から、お届けします。

(after)飾り土間 完成

(after)タイル飾りのアップ
早朝の「飾り土間」の玄関へ、ようこそ。
どうぞ、お入りください。

(after)格天井(ごうてんじょう)
玄関天井は、格天井の市松柄にデザインしました。

(工事中)キッチンカウンターの茶の保護シート
お施主様ご夫妻と一緒に、接着剤が乾いたら、
この茶の保護シートをはぎとり、
目地を詰め、表面を拭き上げて完成です。

(after)キッチンカウンターのタイル 完成

(after)キッチン壁面のタイル 完成

(after)洗面台のタイル 完成
それと同時に…

(工事中)キッチン照明調整中
設計デザイン担当者が、斜め配置のキッチン照明の高さを決定。
次に、ケーブルの長さを調節します。
手前と奥で高さを変え、より広く見せる「遠近感」の魔法です。

(after)斜め配置の照明とキッチン風景

(after)キッチン吊り戸棚 周辺
上部の天井収納には、アンティークガラスの木製扉を造作しました。

(after)スライド付 キッチン収納カウンター
家電が引き出せるようにスライド棚を採用。

(after)玄関と塀の完成
家の顔となる一階外壁に、大きな掃き出し窓を新設し、
町家らしく焼杉の壁と太い付け梁と付け柱でお化粧。

(after)新しい塀と坪庭の完成
新設した塀と家の間には、既存ポーチのモルタルを撤去して
土を入れ、植栽を楽しめる坪庭を造作。
便利な手洗い場も新設しました。

(after)リビング床 塗装完了
いよいよ、最終工事の日。
お施主様ご夫妻が、休日返上で無垢フローリングを全て塗装されました!!

(after)DK床 塗装完了

(after)玄関床 塗装完了
リビング→ 洗面所&トイレ→ キッチン→ 玄関
足跡が残らぬよう、塗り始めたら先へ先へと進むのみ!
これを2回、くり返します。

(after)キッチン全景
ついに、完成です!!
自分自身の手で仕上げた『自分らしい家』。
塗装工事に弊社スタッフが参加したのは、数日のみで、
ご夫婦お二人がこなされた作業量は…並大抵ではありませんでした。

(after)リビングの掃き出し窓
ご自分の家の仕上げ工事に参加することで、
より深い愛着を感じられたのではないでしょうか?

(after)飾り土間と玄関床
作業に参加されたことで、将来、家が傷んだ時、自分で家を修復することも可能です!?
ですがきっと…、
修理が不要なほど、大切に住まわれるのではないかと思います!
ご主人様、奥様、本当におつかれさまでした。
弊社スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
※こちらの『自分らしさを創るリノベーション』 は、弊社のホームページの
『 ピックアップ施工事例 Before&After 』にて、工事前と完成の様子を
詳しく確認することが可能です。
よろしければ、合わせてご覧ください。
『 ピックアップ施工例 』
(→ コチラ http://www.ginyusya.com/pickup/detail_12.html)
ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
Blogged by 小川 還
( 監修 : 松山 一磨)
2015年3月25日 12:30 AM |
カテゴリー:自分らしさを造る VOL.3 |
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