『 最近の記事 』

京都夷川のアンティーク建具

これから施工に入るお客様の建具を探しに京都夷川へ行ってきました!!

工事内容は、まさに京町家のリノベーションです。

既存の枠を利用するということでサイズ的にアンティークの建具は無理と判断して、新規建具の製作でプランしていたのですが、デザイン的にどうしてもアンティーク建具でいきたいというプランナーの強い思いから、先週の日曜日に夷川の中古建具屋さんへ行ってきました。

30~40坪ぐらいはありそうな倉庫と敷地内に所狭しと並べられた無数の建具。 スタイル、色も様々な数百枚の明治から大正、昭和初期製作の建具の数々・・・。

その時代時代の流行りや技術を反映しているのが良く分かり、本当に面白い素材です。

通常は、枠を交換するフルリノベーションの時にしか採用していません。 どうしてもサイズが合わず採用が難しいからです。

案の定、デザインが良くてもサイズが合わず、サイズが合ってもデザインが良くない・・・。

探すこと数時間 (-_-;)・・・・・・。

その結果、妥協なきプランナー新造貴子が探し出したアンティーク建具が以下の写真ですヽ(^o^)丿!!

色、スタイル共に今回の町家のプランにピッタリだと思います。

お客様に気に入って頂けると良いのですが・・・!!

また、この建具を探すにあたって、忍耐強く最後までとても親切に対応してくださったお店のスタッフの方には、心から感謝しております。 誠に有り難うございます。 m(__)m

 

アンティーク建具

色、スタイル共、今回の改装にピッタリです!!

アンティーク建具板部分のクローズ

木目がとっても良い感じではないでしょうか? 新品の建具には無い風合いがあります。

 

アンティーク建具取手部分のクローズ

アンティークだけに傷もあります。 この風合いを損なわないように修正していきます。 また引戸を開戸仕様に変更します。 

 

Blogged by  松山 一磨(いつま)

人生成功の秘訣!?

先日大阪市内のお客様の会社を訪問いたしました。
お付き合いが始まって、5年のお客様です。
三代に渡り、大阪の中心で不動産業を営まれるお客様です。
現社長、お年は75歳。
彼の明るさとパワフルなキャラクターそして商い上手は大阪市内の不動産業界では、結構有名な話題でもあります。

そんな彼が先日の訪問の際にいつも携帯している手帳から一枚のメモを出して見せてくれたのが下の写真です。

5年間のお付き合いで、彼の生き様とお商売の成功を垣間見た私としては、
『座右の銘 』
と簡単に表現できない重さを感じる言葉です。

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Blogged by  松山 一磨(いつま)

とっても便利な物干しキット!!(大津市)

スタッフの三井さんからの紹介で知り合ったお客様からご依頼いただいた工事です。

LDKにある日当たり抜群の吹き抜けスペース。 ここに上から降りてくる物干しキットを取付けたいとのご依頼でした。

数年前に新築されたまだピカピカのとってもお洒落で素敵なお宅です!!

他の業者さんに見てもらうと、『無理』という結論だったようです。

弊社スタッフからの紹介だけに、あらゆるルートをあたって、ようやくぴったりの商品を探しあてました!!

ただそのままでは施工が不可なので、大工工事で下地を造り、取り付けることに・・・。

いかがでしょうか? 完成写真ご覧ください!!

 

この商品の良いところは、基本的に天井に設置して使わない時は、竿棒を本体に収納しておけるというスペース活用型商品であること。またスッキリしたそのデザインにあると思います。

 

【ビフォー】 サンサンと太陽の光が入ってくるLDKの吹き抜けスペース

【アフター】 そのままでは取付できないので、大工工事で下地を造りました。

【アフター】 完成です。 操作棒と本体。 この操作棒でくるくる回して竿を上げ下げします。

【アフター】 竿を本体に収納した状態です。 壁面の白と相まって、全然気になりませんね。

 

【アフター】 失礼かと思いながらも、お客様にお願いして、ハンカチを仮干しさせていただき撮影しました。

 

Blogged by  松山 一磨(いつま)

 

キッチン床工事(宇治市)完成しました! Vol.2

キッチン床工事完成しました。

4月12日に始まった工事。 その後、多くの追加工事のご発注をいただき、完成お引き渡しが5月1日となりました。

全工程、3週間に及ぶ長い工事でした。 本当にお疲れ様でした。

工事内容は、

①最大4cm下がったDKの床の補修及び張替

②ご長男と2人のお嬢様の勉強部屋のリフォーム。 お嬢様の純和室は、女の子らしい内装に変更しました。

③廊下と階段の壁面と天井をクロス(壁紙)仕様へリフォーム。

④2階の窓をテラス窓(人が出入りできる窓)へリフォームして洗濯物が干せる大きなバルコニーを設置。

⑤既存サッシ窓の内側に今話題の内窓『インプラス』を取付

⑥屋根の補修工事

大工事です!!

建て替えるか? リフォームするか?

という選択で検討されていましたが、 以上の工事予算は、トータルで250万円程度。

まだまだ現役の家。 リフォームで正解だったのではないでしょうか・・・。

次は、キッチンを対面にリフォームしたいと、奥様が夢見ておられます。 奥様の夢を叶えてくださる、照れ屋で優しいご主人様。

次回のご依頼を楽しみにお待ちしております。

長い工事期間、最初から最後までお気遣い下さったご家族の皆様と家具移動など整理に何度も足を運んで下さった、とても優しいお父様に心からお礼申し上げます。

本当に有り難うございました。

 

【ビフォー】 最大4cm下がっていたDKの床。 また、すらっと背の高い奥様には80cmのやや低めの流し台です。

【アフター】 床の水平レベルを直して、ついでに流し台の底を5cm上げました。 奥様、『床の歪(ゆが)みと流し台の低さの改善で身体がとても楽になった。』と言われています。

【アフター】 敷居に段差の無いバリヤフリーへリフォーム

 

【アフター】 床下収納庫を付けました。 収納としては勿論ですが、床下点検口としても有用なパーツです。

【ビフォー】 2階の窓。 窓から洗濯物を干すスタイルでした。

【アフター】 出入り可能なテラス窓へリフォームし、間口3.5mのバルコニーを設置。 とっても明るくなったと喜んでいただきました!

【アフター】 扉を閉めた状態です。 ガラスは勿論ペアガラス。 断熱と遮音効果は絶大です!!

【ビフォー】 じゅらく壁(砂壁)なので、階段の登り降りでも砂がポロポロ・・・。 毎日のお掃除がたいへんでした。

【アフター】 厚手のベニヤで下地を造り、クロス(壁紙)を貼りました。 デザイン的にも綺麗に納まり、お掃除も楽になりました。

【ビフォー】 2人のお嬢様のお部屋のリフォーム。純和室はダメ!?みたいです。

【アフター】 壁面と天井を可愛いお洒落なクロス(壁紙)へリフォーム。 この天井、電気を消すと星空のように光るのです!!

【アフター】 襖(ふすま)を板戸へリフォーム。 予算を抑えるため完全な洋室にはしませんでしたが、建具を変えることで、気分は洋室です?!

 

【アフター】 既存のサッシ窓内側に今、話題の断熱内窓インプラスを設置。 断熱効果と遮音効果は絶大です!!

 

Blogged by  松山 一磨(いつま)

キッチン改造計画 その4 完成です!!

キッチン改造計画 その1、2、3に引き続いてその4の完成報告です。

ついに完成しました!!

天板は、タモの無垢板。 タイルは、素焼の花柄をモチーフした個性的なモザイクタイル。 クロスは、珪藻土塗り込みのもの。 天板の塗装も天然素材のオイルフィニッシュとこだわりました。

リビング側キッチン寄りの壁面に造作した格子が全体のバランスを引き締めてくれたように思います。

キッチン側の収納機能には、とことんこだわりました!

①狭い空間なので単純なL型カウンターを避けて、収納できる可動式カウンターを採用。 扉は、脚の膝(ひざ)で押すと開くようにプッシュ式にしました。 両手がふさがった時に便利かもしれませんね。

②ゴミ箱ラックもキャスターを付けて可動式に。 手軽に出し入れ可能です。

③作業天板の正面上部に調味料スペースとコンセンを設置。

④取手は、アンティーク調の古色メタル製を採用しました。

大満足のカウンターが完成です!!

工事中、付きっきりで最後までご協力を惜しまず頑張ってくださったお客様に、感謝の思いでいっぱいです。

良い工事は、このお客様の熱い思いと、こだわり、そしてご協力があって初めてできるものだとあらためて感じる工事でした。

 

お持ちの食卓テーブルをセットして完成です。

キッチン寄りに造作した格子が全体のバランスを引き締めてくれたように思います。

花柄モチーフのモザイクタイル。 素焼の素材感の品の良さに大満足です!!

収納&機能のアイデアが満載のキッチン作業側スペース

収納可能な可動式カウンター。 名付けて『どこでもカウンター!!』 弊社プランナー新造のアイデアです。

扉の中は、大容量の収納スペース。 扉は、脚の膝(ひざ)で押すと開くプッシュ式。 両手がふさがった時に便利ですね。

ゴミ箱ラックもキャスター付きの可動式にしました。

 

全体のイメージに合わせて、アンティーク調古色メタル製の取手を採用。 ディーテイルにこだわりました。 このこだわりがとても大切だと思います。

 

キャンディーみたいな可愛い取手ですね。 でも私、この取手にニックネームを付けました! 『バカボン取手』 ?!

カウンター作業天板の正面すぐ上に有る調味料スペース。 コンセントも付けました。

Blogged by  松山 一磨(いつま)