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左京区北白川事務所 Vol.7

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・吟優舎 北白川事務所 改装編 第七弾!

 

左京区北白川の事務所改装の続報です。

時期外れとなりましたが、Vol.6で消えた壁部の改装、

「暖炉コーナーづくり」をご報告いたします。

 

(before)北白川事務所 工事前の外観

 

こちらから以前の状況がご覧いただけます。

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(→ Vol.4)  (→ Vol.5) (→ Vol.6

 

・事務所内から見たオーダーメイド木製窓

 

窓台の枠まで木製…という、今となっては珍しく

昔懐かしいオーダーメイドの窓も、弊社にすっかり

馴染んで(なじんで)きたようです。

 

時折、コトン!カツン!と屋根にあたるどんぐりの音。

まだ冬の半ばの昼下がり、スタッフ一同が集まりました。

 

(before)塗装前 暖炉コーナー

 

(before)暖炉コーナー 塗装後

 

本日まで、コンクリートブロックを組んで積み上げ、

白のモルタル塗装と焦げ茶のタイル貼りで仕上げた

暖炉コーナーの姿です。

 

工事完了につき、弊社の設計デザイン担当者が

周辺の状況を初めてチェックします。

 

いかがでしょうか?

皆様も、設計士の目でご覧になってみてください。

 

(before)東側の壁 左

 

(before)東側の壁のつづき 右

 

「この空間は、何かが足りず、寂しいです!」

と、設計デザイン担当者のひと声が。

 

・暖炉に魔法が必要では!?

 

すぐさま、追加工事にとりかかりました。

 

(before)タイル幅などを実測確認

 

(before)今回選んだ陶器タイル

 

まるでパウル・クレー(→こちら Paul Klee)の絵のような、

鮮やかで色とりどりの陶器タイルを縦に並べることになり、

まず、タイルを貼る土台となる木部を造作していきます。

 

(before)タイル貼付け面を造作

 

同時に、

大工職人の手で、建具の枠を太くし厚みをもたせ、

スイスの古民家のように木部の存在感を際立たせます。

 

(before)建具枠を重厚に

 

色調を確かめながら慎重にタイルを貼り進め、

目地材(めじざい)を塗り込み、乾かします。

 

(before)目地材 乾燥中

 

数時間後に目地材を拭き取り、本日の工事が完了しました。

皆様、いかがでしょうか?

 

(本日のafter)暖炉周辺完成

 

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最後に、暖炉に火を入れてみました。

まだ寒かったこの時期、本物の火を見て暖まり、

ほっとするひと時でした。

 

・暖炉点火

 

では、次回こそ、完成後のすべてをご披露したいと思います。

おつきあいいただき、ありがとうございました。

 

Blogged by 小川 還